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漆器とSDGsとの関係

⒈全ての原材料が天然素材でできている

漆は、漆の木からとれる環境に優しい天然素材です。漆やさまざまな木を捕植や保育管理をすることによって、陸の豊かさを守ることができます。漆を乾かすときには、自然に乾くため、環境への負担も少ないです。

また、どうしても使えなくなり捨てる際も、天然素材からできており、漆の成分に油入っているため、燃料として燃やすことができ、最後まで無駄なく使用できます。

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⒉自然素材から道具が作られている

漆器を塗る道具漆刷毛では、人の髪を使って作られています。また、その刷毛は、鉛筆のように削りながら使うことができるため、長く使うことができます。

また、漆を入れる桶は、使用後洗い乾燥させた後、再度使用しています。しかし、現在その桶を作る職人さんがおらず、最近ではプラスチックのものも増えてきたといいます。やはり、プラスチックのものより桶のものの方が漆の品質もよいとおっしゃっていました。

⒊再生することができる

使い続けることによって漆が剥がれてきてしまったり、かけてしまったりした場合、漆を上から塗り直すことによって修理し使い続けることができます。そのため、ゴミを減らすことができます。

⒋捨てるはずのものに付加価値を

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『工芸の森』のプロジェクトでは、京北で木材を採伐した後の使い道のない残りの切り株を使って、漆ストロー『SUW』を作りました。木のストローはプラスチックのストローとは異なり、繰り返し使えることができ、ゴミを減らすことができます。
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